「word vba 表の行追加」
「word vba 表 行挿入」
といった検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
表に行を追加・挿入するVBA(Visual Basic for Applications)のコードを探している方による検索です。
選択行の上に一行追加するサンプルマクロ
「word vba 表の行追加」
「word vba 表 行挿入」
という検索キーワードだけでは、どこに、何行の行を挿入したかったのかがわかりませんので、ここでは実務で使えそうなマクロをご紹介しておきます。
If Not Selection.Information(wdWithInTable) Then Exit Sub
Selection.InsertRowsAbove
End Sub
表内にカーソルを置いてから上記のマクロを実行すると、カーソルのある行の上に行が1行挿入されます。
選択行の上に一行追加するサンプルマクロで行っている処理
表内で行を挿入しているのは、
Selection.InsertRowsAbove
です。
SelectionオブジェクトのInsertRowsAboveメソッドを実行すると、
カーソル行の上に行が1行挿入されます。
SelectionオブジェクトにはInsertRowsBelowメソッドもあり、こちらを実行すればカーソル行の下に1行追加となります。
表内にカーソルがない状態でSelection.InsertRowsAboveメソッドが実行されると実行時エラーが発生してしまうので、事前にカーソルが表内にあるかどうかをSelection.Informationプロパティの引数に定数・wdWithInTableを指定してチェックし、もし表内になければマクロを終了しています。
If Not Selection.Information(wdWithInTable) Then Exit Sub
最終更新日時:2021-09-03 17:29
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