「word vba 表 最大列数 取得」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあることに気づきました。
複数の表が存在しているときに、それらの表の最大列数を取得する、Word VBA(Visual Basic for Applications)のコードを探している方による検索でしょうか。
表の最大列数を取得するサンプルマクロ
いつものように参考になりそうな、簡単なマクロをご紹介しておきます。
Dim tbl As Table
Dim cnt As Long
cnt = 0
For Each tbl In ActiveDocument.Tables
With tbl.Columns
If .Count > cnt Then
cnt = .Count
End If
End With
Next tbl
If cnt = 0 Then
MsgBox "表は存在しません。"
Else
MsgBox "最大列数は、" & cnt & " です。"
End If
上記のマクロを実行すると、アクティブな文書の表の最大列数を調べ、
「最大列数は、n です。」
といったメッセージが表示されます。
アクティブ文書上に表が存在しなかったときは
「表は存在しません。」
というメッセージが表示されます。
サンプルマクロの解説
変数・cntを「0」にしておいてから、
cnt = 0
全Tableにループを回して、
For Each tbl In ActiveDocument.Tables
Tableの、すべての列を表すColumnsコレクションオブジェクトの、Countプロパティで列数を調べ、変数・cntより大きかった場合は、
With tbl.Columns
If .Count > cnt Then
変数・cntの値をColumns.Countプロパティの値に置き換えています。
cnt = .Count
ループ処理が終わったら、変数・cntの値に応じてメッセージボックスを表示しています。
最終更新日時:2021-09-03 21:04
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