「word vba カーソル移動 表」
といった検索でアクセスがありました。
この検索キーワードだけでは、何を探していらしたのかハッキリしませんが、Wordマクロをいくつかご紹介しておきます。
次の表にカーソルを移動するサンプルマクロ
以下のWordマクロを実行すると、現在カーソルのある位置の次の表にカーソルが移動します。
Selection.GoTo What:=wdGoToTable, Which:=wdGoToNext
End Sub
拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1): Document・Range・Selectionの基本編』の「7-7. カーソルを移動してRangeを返すメソッド」で、SelectionオブジェクトのGoToメソッドを紹介しています。
Selection.GoToメソッドの引数Whatに、WdGoToItem列挙型に定義されている定数wsGoToTableを、
引数WhichiにWdGoToDirection列挙型に定義されている定数wdGoToNextを指定することで、
次の表にカーソルを移動できます。
前の表にカーソルを移動する場合
次の表ではなく、前の表にカーソルを移動したいということもあるでしょう。
その場合は、先ほどのコードを少しだけ変更して、引数Whichに定数wdGoToPreviousを指定してください。
Selection.GoTo What:=wdGoToTable, Which:=wdGoToPrevious
最後の表にカーソルを移動するサンプルマクロ
以下のWordマクロを実行すると、アクティブ文書の最後の表にカーソルが移動します。
Selection.GoTo What:=wdGoToTable, Which:=wdGoToLast
End Sub
先にご紹介した、次の表や前の表にカーソルを移動するマクロとよく似ており、Selection.Gotoメソッドの引数Whichiに定数wdGoToLastをすれば、最後の表にカーソルが移動します。
最初の表にカーソルを移動する場合
逆に、文書内の最初の表にカーソルを移動する場合は、以下のとおりです。
Selection.GoTo What:=wdGoToTable, Which:=wdGoToFirst
引数Whichiに定数wdGoToFirstを指定することで、最初の表にカーソルが移動します。
最終更新日時:2024-10-22 10:01
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