「index関数 空白を0にしない」
という検索キーワードでのアクセスに気付きました。
ExcelのINDEX関数を使ってデータを取得する際に、元データが空白だったときに「0」を表示させない方法を探していた方による検索です。
INDEX関数の基本
まずINDEX関数の基本を確認しましょう。
例えばA1:A7セルに、下図のようなデータがあるときに、
D1セルに
=INDEX(A1:A7, C1)
と数式を入力して、C1セルに1~7の整数を入力すると、INDEX関数の第1引数に指定されたA1:A7セルから、C1セルに入力された数値に該当するセルに入力されているアルファベットが、D1セルに表示されます。
INDEX関数で参照するセルが空白だった場合
ただし、参照するセルが空白だった場合には、下図のように0が表示されてしまいます。
「index関数 空白を0にしない」
と検索なさった方は、この回避方法を探していたのでしょうか。
空白文字列の結合で空白時の0を非表示にする
上記の例の場合であれば、以下のような数式にすると参照セルが空白だったときに0が表示されなくなります。D1セルに
=INDEX(A1:A7, C1) & ""
と入力する
先ほどとの違いは「 & ""」がついている点だけです。
INDEX関数に他の関数を組み合わせたときに、0を表示したくないというのであれば、この方法で回避できないケースもあるでしょうが、純粋にINDEX関数で空白セル参照時に0を表示したくないだけなら、空白文字列を連結するのが簡単です。
Googleスプレッドシートの場合
ちなみに、Googleスプレッドシートの場合は、空白セル参照時に0は表示されません。
今回のINDEX関数の場合も、Excelのような小細工をせず、
=INDEX(A1:A7, C1)
のままでも、
空白時に0は表示されません。
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