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LOOKUP関数の引数の選択ダイアログはどちらを選択すればいいのか?

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

VLOOKUP関数のように使えるのだけれど、認知度のいまいち高くないLOOKUP関数についてご紹介しました。

このLOOKUP関数をはじめて使ってみようという方から、よくいただくご質問があります。

「引数の選択というダイアログが表示されるのですが、これはどうしたらいいのでしょう?」
「引数の選択ダイアログでは何を選べばいいのでしょう?」
といったご質問です。

[関数の挿入]ダイアログからLOOKUP関数を挿入しようとすると、
「LOOKUP関数で使用する引数を選択してください。」
と表示された、下図のような[引数の選択]ダイアログが表示されます。

[引数の選択]ダイアログ

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他の関数の挿入をしようとしたときには見られない動きです。
▼操作方法:ベクトル形式のLOOKUP関数を挿入する
[引数の選択]ダイアログで
 「検査値,検査範囲,対応範囲」を選択
 ↓
[OK]ボタンをクリック

上記の操作を行うと、下図のように[検査値][検査範囲][対応範囲]という3つの引数を指定できる[関数の引数]ダイアログが表示されます。

LOOKUP関数−[検査値][検査範囲][対応範囲]

LOOKUP関数には、「ベクトル形式」と呼ばれる形式と「配列形式」と呼ばれる形式とがあります。

ベクトル形式では[検査値][検査範囲][対応範囲]といった3つの引数を指定します。
配列形式では、[検査値][配列]という2つの引数を指定します。

前回ご紹介したLOOKUP関数は、ベクトル形式のほうです。

ちなみに、[引数の選択]ダイアログで「検査値,配列」を選択した場合、下図のように[検査値][配列]という2つの引数を指定できる[関数の引数]ダイアログが表示されます。

LOOKUP関数−[検査値][配列]

「ベクトル」とか「配列」といった語句に慣れていない方が、「ベクトル形式」「配列形式」の意味を厳密に考えると、かえって混乱してしまうので、前回ご紹介したように3つの引数を指定するLOOKUP関数を使いたいときには、[引数の選択]ダイアログでは「検査値,検査範囲,対応範囲」と表示されているほうを選ぶのだと、とりあえず割り切って覚えてしまうことをおすすめします。

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