「offset 左隣のセルを参照する」
という検索キーワードで、このサイト『インストラクターのネタ帳』へアクセスがありました。
ExcelのOFFSET関数を使って、左隣のセルを参照するには、引数をどう指定すればいいのか探していらしたのでしょうか。
左隣のセルを参照する
以下のような引数指定を行えば、OFFSET関数を使って左隣のセルを参照できます。※B2セルから左隣のA2セルを参照する例
B2セルに
=OFFSET(B2, 0, -1)
という数式を入力する
上記の数式を入力して、A2セルに何らかのデータを入力すれば、B2セルにもそのデータが表示されます。
OFFSET関数の引数
OFFSET関数の第1引数には、基準にするセルを指定します。
今回はB2セルから、B2セルの左隣のセルを参照したいので、B2を指定しています。
=OFFSET(B2, 0, -1)」
第2・第3引数には、基準セルからどれだけずらすのかを指定します。
第2引数は行をどれだけずらすか、
第3引数は列をどれだけずらすか
それぞれ指定します。
今回は左隣ですから、行は「0」、
=OFFSET(B2, 0, -1)
列に「-1」を指定しています。
=OFFSET(B2, 0, -1)
なお、
右隣のセルを参照するなら、
=OFFSET(B2, 0, 1)
ひとつ上のセルを参照するなら
=OFFSET(B2, -1, 0)
ひとつ下のセルを参照するなら
=OFFSET(B2, 1, 0)
です。
OFFSET関数は循環参照エラーにならない
他の関数に慣れていて、OFFSET関数をご存じなかった方は、上述の引数指定にビックリするかもしれません。
B2セルに
=OFFSET(B2, 〇, 〇)
と入力しているのに、循環参照エラーが発生しないからです。
OFFSET関数は、循環参照にならないという、面白い特徴があります。
最終更新日時:2019-10-31 05:29
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