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合計範囲を自動的に変更−INDEX関数・COUNTA関数・SUM関数

対象:Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

最新のデータを表の下に追加していく場合に、一番下つまり最新のデータをシートの上のほうに表示させる方法をご紹介しました。

同じく最新のデータを表の下に追加していく場合に、
「合計する範囲を自動的に変更させるにはどうしたらいいのでしょうか?」
というご質問をいただくこともあります。

例えば、B列に売上データだけが追加されるなら「=SUM(B:B)」という数式で、合計を求める数式を更新しなくても、常に合計を求めることは可能です。

しかし、シートの作り方などの理由で「=SUM(B:B)」といった数式を使えないようなときに、
「合計範囲を自動的にさせるには?」
といったご質問をいただくことがあります。

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いくつかの方法がありますが、先日ご紹介した一番下のデータを取得する数式
「=INDEX(B:B,COUNTA(B:B))」
とよく似た数式をまずはご紹介しておきます。
▼操作方法:範囲を自動的に更新して合計する
※B列のデータをE1セルに合計する例
E1セルに
「=SUM(B1:INDEX(B:B,COUNTA(B:B)))」
という数式を入力する

先日の「INDEX(B:B,COUNTA(B:B))」という数式を、SUM関数の中で利用すると、合計範囲が自動的に更新されるようになるのです。

「=SUM(B1:INDEX(B:B,COUNTA(B:B)))」
という数式は、
「=SUM(B1:B列の最後のセル」
という意味になり、合計する範囲を自動的に更新して合計が求められます。

▼サンプルファイル(003417.xls 38KByte)ダウンロード

サンプルファイルの「一番下のデータを取得」シートが先日ご紹介した例、「合計範囲を自動変更」シートに今回の例が作成してあります。

B列にデータを追加したり、削除したりしてどのような結果となるかご確認ください。

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