Excel VBAで全シートを選択する

対象：Excel2003, Excel2007, Excel2010

このサイト『インストラクターのネタ帳』で
「全てのシートを選択するマクロ」
という検索が行われていました。

すべてのシートを選択するExcelマクロ・Excel VBAのコードを探していらしたのでしょう。

［スポンサードリンク］

全シートを選択するサンプル

SheetsコレクションのSelectメソッドを使えば、すべてのシートを選択することができます。

Sub すべてのシートを選択する()
　Sheets.Select
End Sub

ループ処理を行う必要はありません。

もちろんイミディエイトウィンドウで

sheets.Select

を実行してもすべてのシートを選択できます。

Sheets.Selectの場合、ワークシートもグラフシートも含んだ全てのシートが選択されます。

「Worksheets.Select」ならワークシートだけを、Charts.Selectならグラフシートだけを選択することができます。

とても簡単なコードなのですが、非表示のシートが存在するときに「Sheets.Select」を実行すると、

実行時エラー '1004':
アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラーです。

といった実行時エラーが発生します。その場合は、Visibleプロパティで表示されていることを確認してから選択する必要があります。

最終更新日時：2024-05-15 14:55

［スポンサードリンク］

『インストラクターのネタ帳』では、2003年10月からMicrosoft Officeの使い方などを紹介し続けています。
日経BP社から出版された、Excel VBAユーザー向けのPython超入門書です↓↓

上記の『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング』の、元になったキンドル本です↓↓

『インストラクターのネタ帳』を運営する伊藤潔人が、初めて書かせていただいた書籍です↓↓

PowerPoint VBA本は、実はオブジェクトブラウザーの使い方を徹底的に解説した本です↓↓

数式を使った条件付き書式設定が苦手な方に向けたKindle本を書きました↓↓

小数とPythonのdecimalモジュールの基本をキンドル本としてまとめました↓↓

Pythonの文字列フォーマットの基本をキンドル本としてまとめました↓↓

Excel VBAの経験がある方を対象に、Word VBAの基本をキンドル本としてまとめました↓↓

Excel VBAユーザーの方を対象として、Wordの表をVBAで操作する基礎をまとめました↓↓

図形を操作するExcel VBAの基本を解説したキンドル本を出しました↓↓

グラフを操作するExcel VBAの基本を解説したキンドル本です↓↓

Pythonの外部ライブラリOpenPyXL（オープンパイエクセル）の入門書を、Excel VBAユーザーに向けに書きました↓↓

「Sheets・Worksheet」の記事一覧