10月22日にパッケージ版が発売されるWindows 7は、一足早く2009年9月1日からボリュームライセンス版が発売されています。
それに関連する記事が公開されていました。
「国内企業163社が半年以内の導入を表明」
「導入を表明した企業の多くはビスタの一世代前の「XP」からの買い替えが中心」
「発売時点での導入企業数が18社にとどまったビスタと比べ需要の掘り起こしに成功したとみられる」
とのことです。
パッケージ版発売前の今のOSの利用状況ってどうなんだろうと気になり、このサイトの2009年8月のアクセスログをチェックしてみました。
8月は1か月で全セッションが「658,485」あり、そのうちWindowsは98,49%にあたる「648,540」です。このサイトの特性からその他のOSは非常に少ないです。
(なおこのサイトの場合、Google Analyticsのセッションは、ユニークユーザー数よりも30%くらい多くカウントされます。)
で、肝心のWindows各バージョンがどんな比率になっているのかを確認して、正直ビックリしました。
バージョン | セッション数 | 比率 |
---|---|---|
XP | 525,872 | 81.09% |
Vista | 86,289 | 13.31% |
2000 | 29,288 | 4.52% |
Server 2003 | 3,812 | 0.59% |
98 | 1,805 | 0.28% |
NT | 1,436 | 0.22% |
95 | 15 | 0.00% |
ME | 15 | 0.00% |
いまだに、こんなに、XPが使われていたとは!
8割以上がXPって。。
このサイトのアクセス数は平日の9時〜18時頃が多く、お昼の12時台にかなり減るという、典型的な職場からお仕事中に見られているサイトです。
月間110万〜140万pv以上とそれなりにアクセス数のあるこのサイトのこの傾向は、日本の一般的ビジネスシーンでのOSの使用比率と結構近似しているんじゃないかと想像しています。
(この結果を見てから、マクドナルドやスタバで仕事をしている会社員風の方を思い出してみると、確かにXP率は高いです。)
XPを使っている企業のうち、どれくらいが、いつWindows 7に乗り換えるかわかりませんが、注目していきたいと思います。
Home » Windows(ウィンドウズ)の使い方 » Windows 7(ウィンドウズセブン) » ウィンドウズ「7」企業向け販売開始 163社が導入表明