「中央揃え Word VBA」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあります。
中央揃えにしたかった対象が何なのか、このキーワードだけでは不明ですが、本記事では段落を中央揃えにするコードをいくつかご紹介します。
1つの段落を中央揃えにするサンプルマクロ
以下のWordマクロを実行すると、アクティブ文書の1つ目の段落が中央揃えになります。
ActiveDocument.Paragraphs(1).Alignment = wdAlignParagraphCenter
End Sub
段落を表すParagraphオブジェクトのAlignmentプロパティに、
WdParagraphAlignment列挙型に定義されている定数wdAlignParagraphCenterを指定したコードです。
ParagrapsコレクションにもAlignmentプロパティはある
拙著『VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』でも解説しているとおり、Paragrapshコレクションには、要素であるParagraphオブジェクトと同じプロパティが多数用意されています。
下図のとおりAlignmentプロパティは、全段落を表すParagrapshコレクションにも用意されています。
実務でこんなことをするケースはあまりなさそうですが、以下のコードを実行すると、
アクティブ文書の全段落が中央揃えになります。
ParagrapFormatオブジェクトにもAlignmentプロパティはある
これも拙著で解説しているとおり、ParagraphFormatオブジェクトとParagraphオブジェクトには、同じプロパティがかなり用意されています。
下図のとおりAlignmentプロパティは、ParagraphFormatオブジェクトにも用意されています。
以下のコードを実行した場合には、
選択範囲に含まれる段落が中央揃えになります。
- 『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』出ました。
- 『Word VBA入門』で紹介しているオブジェクトごとのプロパティ一覧
- ParagraphとParagraphFormatが存在する理由は私もわかっていませんでした。
最終更新日時:2022-09-30 15:33
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