「Word vba 行間 固定値」
といった検索キーワードで、このサイト『インストラクターのネタ帳』へアクセスがありました。
選択されている段落の行間を固定値にする
以下のSubプロシージャを実行すると、選択されていた段落の行間が24ptに設定されます。
With Selection.ParagraphFormat
.LineSpacingRule = wdLineSpaceExactly
.LineSpacing = 24
End With
End Sub
Selectionオブジェクトに用意されているParagraphプロパティで取得した
With Selection.ParagraphFormat
ParagraphFormatオブジェクトが持つLineSpacingRuleプロパティに、
.LineSpacingRule = wdLineSpaceExactly
WdLineSpacing列挙に定義されている定数wdLineSpaceExactlyを設定すると
.LineSpacingRule = wdLineSpaceExactly
固定値になります。
その後、ParagraphFormatオブジェクトのLineSpacingプロパティで値を設定しています。
.LineSpacing = 24
段落を指定して行間を固定値に設定する
選択せずに段落を指定して、行間を固定値に設定したい場合、以下のコードが参考になるでしょう。
With ActiveDocument.Paragraphs(1)
.LineSpacingRule = wdLineSpaceExactly
.LineSpacing = 24
End With
End Sub
段落を表すParagraphオブジェクトにもLineSpacingRuleプロパティとLineSpacingプロパティが用意されていますので、先ほどのSelectionオブジェクトの場合と同様に設定しています。
全段落の行間を固定値に設定する
LineSpacingRuleプロパティとLineSpacingプロパティは、ParagraphオブジェクトだけでなくParagraphsコレクションにも用意されていますから、以下のSubプロシージャを実行すればアクティブな文書の全段落の行間が固定値に設定されます。
With ActiveDocument.Paragraphs
.LineSpacingRule = wdLineSpaceExactly
.LineSpacing = 24
End With
End Sub
全段落の行間設定を変更するのなら、VBAからではなく、スタイルやテンプレートで処理すべきだとは思いますが...。
最終更新日時:2020-03-26 09:10
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