動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2203 ビルド15028.20204 Microsoft Store)
「.FirstLineIndent VBA」
といった検索キーワードで時折アクセスがあります。
ここでは、Word VBAのParagraphオブジェクト等に用意されているFirstLineIndentプロパティについて解説します。
FirstLineIndentプロパティとは
FirstLineIndentプロパティは、名前のとおり、段落の最初の行をどれくらいインデントするか取得/設定するためのプロパティです。
Wordでは[段落]ダイアログ-[インデントと行間隔]タブ等で、最初の行を、どのようにどれくらいインデントするかを取得/設定できます。
この操作をVBAから行う際に使えるのが、FirstLineIndentプロパティです。
FirstLineIndentプロパティを設定するサンプル
何らかの文章の入力されているWord文書がアクティブな状態で、以下のWordマクロを実行してください。
Sub FirstLineIndentプロパティを設定する()
ActiveDocument.Paragraphs(1).FirstLineIndent = MillimetersToPoints(10)
End Sub
ActiveDocument.Paragraphs(1).FirstLineIndent = MillimetersToPoints(10)
End Sub
「.Paragraphs(1)」で取得できる、1つ目の段落に10mmの字下げインデントが設定されます。
FirstLineIndentプロパティはポイント単位で指定する必要があり、上記のサンプルではわかりやすいようにMillimetersToPointsメソッドを使って
10mmを指定しています。
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