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PowerPoint VBAで現在のスライドを変数に代入するには

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit PowerPoint(バージョン2207 ビルド15427.20210 Microsoft Store)

「vba ppt 現在のスライドを変数に」
という検索キーワードでアクセスがありました。

PowerPoint VBAで、現在編集中のスライド・編集中のアクティブなスライドを変数に代入するには、どのようなコードを書けばいいのか調べていた方による検索でしょうか。

現在のスライドをオブジェクト変数に代入するサンプルマクロ

以下のPowerPointマクロをステップ実行してください。

Sub 現在のスライドを変数に代入する()
 Dim sld_rng As SlideRange
 Set sld_rng = ActiveWindow.Selection.SlideRange
End Sub

SlideRange型のオブジェクト変数に参照情報の代入を行っている

Set sld_rng = ActiveWindow.Selection.SlideRange

の実行後に、拙著『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』でも多用しているローカルウィンドウを表示すれば、下図のように現在のスライドを表すSlideRangeオブジェクトが代入されていることを確認できます。

PowerPoint VBAには、ActiveSlide的なプロパティはありませんので、「ActiveWindow.Selection.SlideRange」といった式で、アクティブスライド・現在のスライドを取得するのが一般的です。

SlideRangeがどのようなオブジェクトなのかは、上記の記事も参考にしてください。

最終更新日時:2022-08-29 16:34

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