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Slides.AddSlideでタイトルスライドを先頭に追加する

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit PowerPoint(バージョン2005 ビルド12827.20336 Microsoft Store)

検索キーワード「VBA powerpoint 最初のスライドを追加」をキッカケにして、Slides.Addメソッドを使って、プレゼンテーションの先頭に、タイトルスライドを追加するコードをご紹介しました。

SlidesコレクションのAddSlideメソッドを使う場合もご紹介しておきます。

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AddSlideでタイトルスライドを先頭に追加するサンプル

以下のSubプロシージャで、アクティブなプレゼンテーションの先頭に、「タイトルスライド」レイアウトのスライドを(通常)追加できます。

Sub AddSlideでタイトルスライドを先頭に挿入する()
 With ActivePresentation
  .Slides.AddSlide _
    Index:=1, _
    pCustomLayout:=.SlideMaster.CustomLayouts(1)
 End With
End Sub

サンプルで行っている処理について

Slides.AddSlideメソッドには、どこに挿入するかを引数Indexに、どのレイアウトかを引数pCustomLayoutに指定します。

引数Indexは特に難しくありませんが、厄介なのがCustomLayoutオブジェクトを指定しなければならない、引数pCustomLayoutです。

スライドマスター表示にしたときに、タイトルスライドレイアウトが通常は1番目に存在していますから、上記のコードでは、CustomLayoutsコレクションからCustomLayoutオブジェクトを取得するために指定している引数に「1」を指定しています。

滅多にあることではないと思いますが、タイトルスライドレイアウトを削除したり、スライドマスターでレイアウトの順番を変更していた場合には、上記のコードで別のレイアウトが挿入されます。

CustomLayoutを確認する

上記のSubプロシージャで利用しているCustomLayoutオブジェクトを、拙著『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』でも繰り返し行っているように、ローカルウィンドウで確認しておくことをおすすめします。

Sub CustomLayoutを確認する()
 Dim cust_layout As CustomLayout
 Set cust_layout = _
   ActivePresentation.SlideMaster.CustomLayouts(1)
 Stop
End Sub

上記のSubプロシージャを実行してStopステートメントで中断したらローカルウィンドウで、オブジェクト変数cust_layoutの中身を覗いて、

CustomLayoutオブジェクトのイメージを広げておきましょう。

最終更新日時:2023-02-22 17:29

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