「powerpoint vba 最後のスライド番号取得」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
最後のスライド番号を取得するPowerPoint VBAのコードを探している方による検索です。
最後のスライド番号とは
この検索キーワードで「スライド番号」と表現されているものが、何を意味しているのかがポイントです。
例えば、「10枚」のスライドが存在するプレゼンテーションファイルで「10」を取得したいのならば、最後のスライドのスライド番号は、結局スライドの総枚数と同じですから、
ActivePresentation.Slides.Count
というコードで最後のスライド番号を取得しているのと同じことになります。
ですが、「10枚」のスライドが存在するプレゼンテーションファイルで、スライド開始番号を変更して例えば「0」にしているときに、スライド上に表示されるスライド番号「9」を取得したいということならば、
ActivePresentation.Slides.Count
ではダメです。
最後のスライド番号を取得するサンプルマクロ
スライド開始番号を変更しているときに、最後のスライド上に表示されるスライド番号を取得したいということであれば、以下のようなコードにする必要があります。With ActivePresentation
MsgBox .Slides(.Slides.Count).SlideNumber
End With
End Sub
上記のマクロを実行すると、アクティブなプレゼンテーションの、最後のスライド番号が、メッセージボックスに表示されます。
SlideオブジェクトのSlideNumberプロパティが、スライド上に表示されるスライド番号を返してくれます。
最後のスライドを表すSlideオブジェクトを取得するために、PresentationオブジェクトのSlidesプロパティの引数にSlides.Countプロパティを指定して、SlideNumberプロパティを利用しているのが上記のコードです。
上記のコードが理解できない場合は、以下のように変数を使って分解してみることをおすすめします。
Dim cnt As Long
cnt = ActivePresentation.Slides.Count Dim num As Long
num = ActivePresentation.Slides(cnt).SlideNumber
MsgBox num
End Sub
最終更新日時:2019-10-09 12:29
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