対象:Word2000,Word2002,Word2003
「2行になっている文字列を括弧でくくりたいのですが...?」
というご質問をいただくことがあります。
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このご質問の意図していることは、よく伺わないとなかなかわかりづらいのですが、Wordのバージョンが2000以降であれば、[割注]という機能をお試しください。
▼操作手順:割注を設定する
メニュー[書式]−[拡張書式]−[割注]をクリック
↓
[割注]ダイアログ−[対象文字列]欄に表示させたい文字を入力
↓
カッコでくくりたい場合は[括弧で囲む]チェックをOnにし、
[括弧の種類]コンボボックスからカッコを選択
↓
[割注]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
メニュー[書式]−[拡張書式]−[割注]をクリック
↓
[割注]ダイアログ−[対象文字列]欄に表示させたい文字を入力
↓
カッコでくくりたい場合は[括弧で囲む]チェックをOnにし、
[括弧の種類]コンボボックスからカッコを選択
↓
[割注]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
上記の操作を行うと小さなフォントサイズで、入力した文字列が上下2段となって表示されます。
[割注]とは、学術的な文書などでよく使われる1行の中に2段で注釈を入れる機能です。
文字の大きさを変更したい場合は、通常の文字列のフォントサイズ変更をするのと同様に、選択しておいてから[書式設定]ツールバー−[フォントサイズ]ボックスで変更できます。
カッコの種類は、( ) ・ [ ] ・ < > ・ { } の4種類から選べます。
但し、
[割注]では任意の場所で自由に改行を入れることができないので、箇条書きのようなものをカッコで括りたいという要望の場合、上記の操作では納得していただきにくいようです。
そのような場合はフィールドを使うのがいいでしょう。
具体的方法は、後日別途ご紹介いたします。
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