Wordには、何でこうなってるんだろうと思うような機能・仕様がいろいろとありますが、その最たるものは文字のアニメーション機能だと私は思っています。
いったい誰が何のためにこんな機能をつけたのでしょう。
パソコン上で使用するプレゼンファイルが最終成果物になるPowerPointに、アニメーション機能があることはわかります。
紙に印刷した文書が最終成果物になることが多いWordで、なぜアニメーションが必要だったのでしょう。アニメーションを設定したい文字列を選択
↓
メニュー[書式]−[フォント]をクリック
↓
[フォント]ダイアログ−[アニメーション]タブをクリック
↓
[アニメーション]欄でアニメーションを選択
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[フォント]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
上記の操作をすると、文字にアニメーションが設定され、パソコン上で見れば何やら文字が蠢いたりします。
ですが、はっきり言ってかなり鬱陶しいのです。
いや、その文字を目立たせたいということなんでしょうが、フォントサイズを大きくしたり、色を変えたり、太字にしたり、蛍光ペン機能では、だめなんでしょうか。
もちろんアニメーションするのは、パソコン上で見たときだけです。印刷したものがアニメーションするわけもありません。
なぜだか初心者向けパソコン講習会などで、この機能を紹介したがるインストラクターさんがいるのです。Web上でもこの機能を嬉しそうに紹介しているサイトがあります。
ビジネスユースで利用している方の場合、こんなわけのわからない機能を利用する方はほとんどいらっしゃらないのですが、個人ユースの場合、時々こういう機能が好きな方がいらっしゃるものです。
おそらくもしWebページを作ったら、アニメーションGIFを使いまくってしまうようなタイプの方だと想像するのですが。メニュー[ツール]−[オプション]をクリック
↓
[オプション]ダイアログ−[表示]タブをクリック
↓
[表示項目]欄−[文字のアニメーション]チェックボックスをOffに
↓
[オプション]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
文字のアニメーションが設定されたWordファイルを開いても、上記の設定をしておけばアニメーションがチラチラすることはなくなります。
アンチアニメーション派の私には必須の設定です。
文字のアニメーションが鬱陶しいと感じたことのある方はお試しください。
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