対象:Word
Wordで、ワードアート・クリップアート・画像などを挿入すると、錨(いかり)のようなマークが表示されることがあります。
「この記号は何ですか?」
「このイカリのマークは何を表しているのですか?」
というのはとてもよくいただく質問です。
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この錨の記号は「アンカー」と言って、挿入された図でテキストの折り返しが[行内]以外(浮動オブジェクト)で、編集記号が表示されているときに、図が選択されると現れるものです。
挿入した図のテキストの折り返しが[行内]以外の場合、図(浮動オブジェクト)は自由に配置できるわけですが、そのような図も本文のどこかの段落に所属しています。その図がどの段落にくっついているのかを表すのがアンカーの役割です。
▼アンカーは浮動オブジェクトが所属している段落を示しています
浮動オブジェクトがある文書で、本文の修正をしていて行が増えたり減ったりしたときに、突然そのページにあった浮動オブジェクトが別のページに移動してしまうということがありますが、それはアンカーのある段落が別のページに移動したために一緒に移動しまったわけです。
通常アンカーは、浮動オブジェクトを移動すると一緒に移動しますが、アンカーそのものをマウスでドラッグしても移動することができますから、その図と関係のある段落に移動しておくのがいいでしょう。
関連語句
アンカー記号,アンカーマーク,いかりマーク,イカリマーク,碇マーク,錨マーク
最終更新日時:2020-03-13 16:26
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