Wordでテキストボックスやオートシェイプを使って図などを描くときに、入力されている文字にテキストボックス・オートシェイプのサイズを合わせたいと思った方は少なくないと思います。
テキストボックスの境界線上で右クリック
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ショートカットメニューから[テキストボックスの書式設定]をクリック
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[テキストボックスの書式設定]ダイアログ−[テキストボックス]タブをクリック
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[文字列に合わせて描画オブジェクトのサイズを調整する]チェックをOnに
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[テキストボックスの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
上記の操作を行なうと、入力されていた文字に合わせてテキストボックスのサイズ(高さ)が調整され、[オートシェイプの書式設定]ダイアログで[描画オブジェクト内で文字列を折り返す]チェックがOffになっていれば、幅も文字列に合わせてくれます。
オートシェイプの場合も同じ操作で調整できます。
Wordでテキストボックスの中央に文字を表示させるために2つの図形(枠の部分とテキストの部分)を組み合わせる方法を以前ご紹介しましたがWord 2002,2003ならば[文字列に合わせて描画オブジェクトのサイズを調整する]チェックを使えば2つの図形を組み合わせなくても文字をど真ん中に表示させることは可能です。
[テキストボックスの書式設定]ダイアログ−[テキストボックス]タブで、[文字列に合わせて描画オブジェクトのサイズを調整する]チェックをOnにして、[テキストボックスと文字列の間隔]を調整してやればいいわけです。
便利な機能ですが注意点もあります。
[文字列に合わせて描画オブジェクトのサイズを調整する]チェックをOnにしても、ドラッグしてテキストボックスのサイズを変更すると、勝手にOffになってしまうのです。
ですから図形のど真ん中に文字を表示させたい場合も、[オートシェイプの書式設定]ダイアログを何度も表示させて[テキストボックスと文字列の間隔]を微調整する必要があります。
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