「excel vba vartype関数」
「vba エクセル 型判定 VarType」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあります。
VBAのVarType関数について、
調べていた方による検索です。
VBAにある程度慣れてきた方は、ローカルウィドウとオブジェクトブラウザーで、VarType関数を確認しておきましょう。
VarType関数の戻り値をローカルウィドウで確認する
セルに入力されているデータによってVarType関数がどのような値を返すのかを確認するための、Subプロシージャをまずは準備します。
Dim var_type As VbVarType
var_type = VarType(ActiveCell.Value)
Stop
End Sub
VarType関数の戻り値は、この後オブジェクトブラウザーで確認するとおり、VbVarType型ですから「As VbVarType」と宣言し、
Dim var_type As VbVarType
引数にアクティブセルの値(ActiveCell.Value)を指定して、戻り値を変数var_typeに格納しています。
var_type = VarType(ActiveCell.Value)
上記のSubプロシージャを実行するとStopステートメントで中断しますから、拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』でも繰り返し利用しているローカルウィドウで、変数var_typeの中身を確認しましょう。
アクティブセルに文字列が入力されていればvbString、日付が入力されていればvbDate、数値が入力されていればvbDoubleと、ローカルウィドウの[値]欄に表示されていることを確認できます。
VarType関数の定義をオブジェクトブラウザーで確認する
VarType関数がどのような値を返すのかを確認したら、どう定義されているのかをオブジェクトブラウザーで確認しましょう。
拙著『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』のLesson 12で、MsgBox関数の定義を確認する手順をご紹介しています。
『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』P.054より
VarType関数の場合も、基本的な操作手順は同じです。
[ライブラリ/プロジェクト]ボックスで「VBA」を選択して、
メンバーペインで「VarType」を選択すれば、
どう定義されているかを詳細ペインで読み解けます。
詳細ペインの
VarType(VarName)
という表示から、引数はVariant型のVarNameのみであることが、
As VbVarType
という表示から、戻り値はVbVarType型であることが、わかります。
VbVarTypeリンクをクリックすれば、VbVarType列挙型にどのような定数が定義されているのか確認できます。
最終更新日時:2020-06-09 17:59
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