対象:PowerPoint97,PowerPoint2000,PowerPoint2002,PowerPoint2003
Wordで文字の間隔を広げる方法をご紹介しました。
PowerPointについても
「文字と文字の間を広げるにはどうしたらいいのでしょう?」
「文字間を広くしたいのですが...?」
というご質問をいただくことがあります。
実は、2003までのPowerPointでは、文字間を調整する機能はありません。
あくまでもプレゼン用データ文書を作成するのがその役目で、紙文書を作成するのが主たる役割ではないPowerPointには、細かい文字間調整やカーニングの機能は不要、という設計ポリシーだったのでしょうか。
ですが、裏技っぽい操作をすることで文字間を広げることはできます。
均等割り付けを利用するのです。
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プレースホルダやテキストボックスに均等割り付けを設定してから、プレースホルダやテキストボックスの幅を広げれば、それにつれて文字間は広がります。
▼操作手順:文字の配置を均等割り付けにする
均等割り付けにしたいプレースホルダやテキストボックスを選択
↓
メニュー[書式]−[配置]−[均等割り付け]をクリック
均等割り付けにしたいプレースホルダやテキストボックスを選択
↓
メニュー[書式]−[配置]−[均等割り付け]をクリック
上記の操作をすることで、プレースホルダやテキストボックス内の文字が均等割り付けされます。
あとはそのプレースホルダやテキストボックスの幅を広げてください。
バージョン2003までのPowerPointで、どうしても文字間を広げたいということであれば、このような裏技的な方法を行ってください。
なおPowerPoint 2007では、このような強引な方法ではなく、正式に文字の間隔を調整する機能が実装されています。その操作方法については近日中に別途ご紹介します。
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