日本語というのは多様性に富んだとても柔軟な言葉です。
「PowerPoint」(半角アルファベット)
「PowerPoint」(全角アルファベット)
「パワーポイント」(カタカナ)
同じものを様々な表記を使って表すことができます。
他の部分が、漢字&ひらがな&カタカナで記述されているのに、いきなりアルファベットで「PowerPoint」という表記が行われていたとしても、我々は違和感なく受け入れてしまっています。
文章を記述する方向も日本語は多様です。英語ならば横書きで左から右に記述されます。ところが日本語では横書きもあれば縦書きもあります。
更に横書きも通常は左から右に書くわけですが、例えば自動車の右側面では、右から左に書くなんてことさえあります。
そんな多様な言語日本語を扱う日本人にとって
「縦書きにするにはどうすればいいのでしょうか?」
というご質問は、Office製品のインストラクション時における質問の定番と言ってもいいかもしれません。
WordやExcelで縦書きにする方法について、このサイトでは以下のようなネタをご紹介してきました。
- Word:文書を縦書きにしたい
- Excel:縦書きにするには?
「縦書きにするにはどうすれば...?」
というご質問を、PowerPointでいただくことも勿論あります。
※PowerPoint 2002,2003の場合
メニュー[書式]−[スライドのレイアウト]をクリック
↓
[スライドのレイアウト]作業ウィンドウ−[スライドレイアウトの適用]欄から
「縦書きタイトルと縦書きテキスト」をクリック ※PowerPoint 97,2000の場合
メニュー[書式]−[スライドのレイアウト]をクリック
↓
[スライドのレイアウト]ダイアログ−「テキスト(縦書きタイトル)」をクリック
↓
[スライドのレイアウト]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
Office XPから[作業ウィンドウ]という新機能が追加され、PowerPointがもっともその新機能を採用している関係で、PowerPoint 2000までと2002以降とでコマンドをクリックしたあとのインターフェースが異なりますが、基本的な操作の手順は同じです。
PowerPointの場合、縦書き用のレイアウトが用意されているので、これを指定することで縦書きにできるわけです。
PowerPointで作られたプレゼン資料の大多数が横書きな現在、縦書きにするとなかなか珍しい、印象深いプレゼン資料が作成できる、かもしれません。
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