「python 負の数 判定」
という検索キーワードで、アクセスがありました。
Pythonの学習を始めたばかりの方による検索でしょうか。
Pythonでマイナスの数値かを判定するサンプル
以下のようなスクリプトをIDLE等で実行して、入力した数値がマイナスであれば、「マイナスです!」と表示されます。
num = float(num)
if num < 0:
print('マイナスです!')
上記のスクリプトでは、マイナスではない数値を入力したときには何も表示されませんが、以下のような形にすれば、0やプラスの値を入力したときに「マイナスではありません。」と表示されます。
num = float(num)
if num < 0:
print('マイナスです!')
else:
print('マイナスではありません。')
マイナスかどうかの判定は比較演算子を使って
Pythonでマイナスかどうかの判定は、Excelなどの表計算ソフトや他の多くのプログラミング言語と同様に、比較演算子「<」で行います。
if num < 0:
ただし、Pythonのinput()関数は文字列を返すため、0より小さいかをいきなりは判定できません。入力された数字を数値(浮動小数点数)にするためにfloat関数を利用しています。
num = input('数値を入力してください:')
num = float(num)
if num < 0:
Pythonではコロンとインデントがとても重要
Pythonでは行末の「:」(コロン)とインデントで、ブロックを構成します。
上記のスクリプトで、
print('マイナスです!')
のように「if num < 0」の直後の「:」を書き忘れて実行した場合、文法的に間違っていることを示す「invalid syntax」シンタックスエラーが発生します。
また、ブロック内の実行行print()関数の前にあるべきインデントを忘れ、
print('マイナスです!')
の状態で実行した場合、本来インデントが必要なはずなのにインデントがないことを示す「expected an indented block」シンタックスエラーが発生します。
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