Home » Python » Pythonでマイナスの数値かを判定する

Pythonでマイナスの数値かを判定する

動作検証バージョン:64bit版 Windows 10 Pro + Python 3.8.0

「python 負の数 判定」
という検索キーワードで、アクセスがありました。

Pythonの学習を始めたばかりの方による検索でしょうか。

[スポンサードリンク]

Pythonでマイナスの数値かを判定するサンプル

以下のようなスクリプトをIDLE等で実行して、入力した数値がマイナスであれば、「マイナスです!」と表示されます。

num = input('数値を入力してください:')
num = float(num)
if num < 0:
    print('マイナスです!')

上記のスクリプトでは、マイナスではない数値を入力したときには何も表示されませんが、以下のような形にすれば、0やプラスの値を入力したときに「マイナスではありません。」と表示されます。

num = input('数値を入力してください:')
num = float(num)
if num < 0:
    print('マイナスです!')
else:
    print('マイナスではありません。')

マイナスかどうかの判定は比較演算子を使って

Pythonでマイナスかどうかの判定は、Excelなどの表計算ソフトや他の多くのプログラミング言語と同様に、比較演算子「<」で行います。
  if num < 0:

ただし、Pythonのinput()関数は文字列を返すため、0より小さいかをいきなりは判定できません。入力された数字を数値(浮動小数点数)にするためにfloat関数を利用しています。
  num = input('数値を入力してください:')
  num = float(num)
  if num < 0:

Pythonではコロンとインデントがとても重要

Pythonでは行末の「:」(コロン)とインデントで、ブロックを構成します。

上記のスクリプトで、

  if num < 0
      print('マイナスです!')

のように「if num < 0」の直後の「:」を書き忘れて実行した場合、文法的に間違っていることを示す「invalid syntax」シンタックスエラーが発生します。

また、ブロック内の実行行print()関数の前にあるべきインデントを忘れ、

  if num < 0:
  print('マイナスです!')

の状態で実行した場合、本来インデントが必要なはずなのにインデントがないことを示す「expected an indented block」シンタックスエラーが発生します。

[スポンサードリンク]

Home » Python » Pythonでマイナスの数値かを判定する

「Python」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.