動作検証バージョン:Windows 10 Pro(64-bit)+ Python 3.8.3(32-bit)
「python 偶数の合計」
といった検索キーワードでアクセスがありました。
Pythonで何らかの指定した範囲の偶数の和を計算するには、どのようなコードを書けばいいのかを探していらしたのでしょう。
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偶数のみを出力する
偶数の和を計算する前に、既にご紹介している偶数のみを出力するコードを確認しましょう。
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
print(i)
if i % 2 == 0:
print(i)
上記のコードを実行すると、1から10までの偶数だけが出力されます。
偶数の和を計算する
偶数の和を計算するということは、上記のコードで出力される数値のみを足し算するということです。
total = 0
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
total = total + i
print(i, total)
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
total = total + i
print(i, total)
合計を計算する変数totalを用意しておいて、
total = 0
forループの中で、偶数のときに変数totalに変数iの値を足し算し、
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
total = total + i
変数iと変数totalの値を出力しています。
print(i, total)
偶数の和のみを出力する場合
途中のiとtotalを出力せず、最後に偶数の和だけを出力するなら、
total = 0
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
total = total + i
print(total)
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
total = total + i
print(total)
です。
複合代入演算子を使う場合
Pythonに慣れないうちは、変数totalに変数iの値を加算する部分を上述のとおり
total = total + i
と書くほうがわかりやすいと思いますが、少しずつ以下のような複合代入演算子を使った書き方にも慣れましょう。
total = 0
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
total += i
print(i, total)
for i in range(1, 11):
if i % 2 == 0:
total += i
print(i, total)
最終更新日時:2020-10-30 10:06
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