Excelで勤務管理用ワークシートを作成しているような方から
「24時間を超える時間を表示するにはどうすればいいのでしょうか?」
「24時を超えた時刻を25時・26時のように表示できないのでしょうか?」
といったご質問をいただくことがあります。
Excelの書式設定についての定番と言っていい質問の一つです。
[Ctrl]キー+[1]キーを押す
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブをクリック
↓
[分類]欄−「ユーザー定義」をクリック
↓
[種類]欄に「[h]:mm」と入力
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
上記の設定をすれば、「25:07」といった表示になります。
分が一桁のときに十の位に「0」を表示させず「25:7」でよければ、「[h]:mm」ではなく「[h]:m」としてください。
「25:07:08」のように秒まで表示させたいのであれば、「[h]:mm:ss」です。
「25時間07分」のように表示させたければ「[h]"時間"mm"分"」です。
▼サンプルファイル(001508.xls 22KByte)ダウンロード
サンプルファイルでは、B5:D35セルとD37セルに「[h]:mm」書式を、D2セルに「[h]"時間"mm"分"」書式を設定しています。
D5:D35セルは、退社時刻から出社時刻を引くので「=C5-B5」でOKですが、出社時刻か退社時刻が未入力の場合は計算しないようにIF関数とOR関数を利用して「=IF(OR(C5="",B5=""),"",C5-B5)」といった計算式にしています。
その他サンプルファイルでは、以下のような計算式の入力や書式設定が行ってありますので、興味のある方は解析してみてください。
A1セルに年、A2セルに月を入力すると、A5:A32セルに
自動的に日付・曜日が表示される計算式
A33:A35セルには
日付・曜日を表示する際に翌月の日付が表示されないような計算式
を入力してあります。
A5:D35セルには
土日のセル色を変更する条件付き書式と
休日のセル色を変更する条件付き書式
を設定してあります。
A5:A13セルには
9日以前と10日以降で「月」の文字が揃うようにユーザー定義書式
を設定しています。
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