2003までのExcelの場合、メニュー[ツール]−[オプション]をクリックして表示される[オプション]ダイアログの[ユーザー設定リスト]タブに「日曜,月曜,火曜,水曜,木曜,金曜,土曜」というリストを登録することで、「日曜」「月曜」「火曜」「水曜」「木曜」「金曜」「土曜」というオートフィルができるようになります。
Excel 2007の場合は、[Officeボタン]−[Excelのオプション]ボタンをクリックして表示される[Excelのオプション]ダイアログ−[基本設定]の[ユーザー設定リストの編集]ボタンをクリックして表示される[ユーザー設定リスト]ダイアログで「日曜,月曜,火曜,水曜,木曜,金曜,土曜」リストを登録すれば「日曜」「月曜」「火曜」「水曜」「木曜」「金曜」「土曜」とオートフィルできます。
リストの登録をしなくても、ユーザー定義書式で「日曜」「月曜」「火曜」「水曜」「木曜」「金曜」「土曜」とオートフィルできますのでご紹介しておきます。
※A1セルに「日」と入力してオートフィルする例 A1セルに「日」と入力
↓
A1セルで右クリック
↓
ショートカットメニューから[セルの書式設定]をクリック
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブをクリック
↓
[分類]欄−[ユーザー定義]をクリック
↓
[種類]欄に「@"曜"」と入力
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
そもそもリストを設定しておかなくても、初期状態のExcelでも「日」「月」「火」「水」「木」「金」「土」ならばオートフィルできます。
そのことと、書式を工夫して、「日曜」「月曜」「火曜」「水曜」「木曜」「金曜」「土曜」とオートフィルできるようにするという考え方です。
ポイントは「@"曜"」というユーザー定義書式です。
「@」(アットマーク)は入力された文字列をそのまま表示する書式設定記号で、その直後に「"曜"」と指定することで「日」と入力されれば「日曜」、「月」と入力されれば「月曜」となるわけです。
▼サンプルファイル(003327.xls 21KByte)ダウンロード
サンプルファイルのA1セルをオートフィルすると「月曜」「火曜」「水曜」「木曜」「金曜」「土曜」となることと、A1セルには「日」しか入力されていないけれども「日曜」と表示されていること、A1セルで[セルの書式設定]ダイアログを表示して、[表示形式]タブで「@"曜"」とユーザー定義書式が設定されていることをご確認ください。
それから、
もし日付データが存在しているときに曜日を表示したいのなら、わざわざ曜日だけを文字データとして入力して「@"曜"」と書式定義する必要はありません。
日付データの入力されているセルで、日付データから曜日を表示する書式記号「aaa」を利用して「aaa"曜"」と書式設定しましょう。
サンプルファイルのC1・D1セルには「2009/5/10」というデータを入力して、「m/d aaa"曜"」「aaa"曜"」といった書式をそれぞれ設定してあります。
C1・D1セルをオートフィルしたときにどうなるか、どのようなユーザー定義書式が設定されているかをご確認ください。
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