パソコンでは同じような結果を得るのに、方法はいくつもあります。例えば何らかの書類を作る場合には、Wordを使ってもExcelを使ってもいいわけで、アプリケーションソフトに何を利用するかということから決定する必要があります。
Wordで作ると決まったあとも、例えばその書類に切り取り線が必要だった場合、オートシェイプの直線を引く、タブとリーダーを使う、段落罫線を利用する、「-」(ハイフン)をたくさん入力するなどいくつか方法があります。いくつかの方法を知っていて、ケースバイケースでその方法を使い分けられる人がパソコンを使える人・そのソフトを使いこなせる人なんでしょう。
文書全体を罫線で囲みたいという場合が実務ではありますが、これもいろいろ方法があります。文書全体を表として作る・オートシェイプで囲う・ページ罫線を使うなど。
メニュー[罫線]−[線種とページ罫線と網かけの設定]をクリック
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[線種とページ罫線と網かけの設定]−[ページ罫線]タブをクリック
↓
ページ罫線の[種類]・線の[種類][色][太さ]などを指定し、
[OK]ボタンをクリック
[線種とページ罫線と網かけの設定]
−[ページ罫線]タブ−[オプション]ボタンをクリック
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[罫線とページ罫線のオプション]ダイアログ
−[基準(にする対象)]を「ページの端」にして、
[上][下][左][右]の[余白]を指定後[OK]ボタンをクリック
[基準]は「本文」にしてもいいですが、用紙(ページ)の端からの方が一般的にはわかりやすく感じます。ただし[余白]には1〜31ptまでの数値しか指定できないので、本文とページ罫線の間をスペースを少なくしたいときは基準を[本文]にしたり、ページ設定で余白のサイズを変更する必要があります。
全体が罫線で囲われている文書でも、少しだけ罫線の外に文字が必要なケースもありますが、そんなときはテキストボックスを使ったり、ヘッダーやフッターを利用することを考える必要があります。[ページ罫線]は単純に文書全体を罫線で囲う機能なので、罫線の外に文字があるような場合はオートシェイプで罫線を作るなどの他の方法が楽に感じます。
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