「activewindowとは VBA」
「ActiveWindow.エクセル マクロ 意味」
といった検索で、時折アクセスがあります。
ActiveWindowとはアクティブなWindowを取得するプロパティ
ActiveWindowとは何か定義を簡単にお伝えするなら、
アクティブなExcelのウィンドウを表すWindowオブジェクトを取得するためのプロパティ
です。
ActiveWindowとWindowオブジェクトを確認するサンプル
ActiveWindowプロパティで取得したWindowオブジェクトで、具体的にどのような操作ができるのかを知らなければ、何も知らないのと同じです。
以下のSubプロシージャを、拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』でも多用しているステップ実行を行い、Windowオブジェクトを使ってどのような操作ができるのか確認してください。
そして、Windowオブジェクトの中で、アクティブなWindowオブジェクトを取得するためのプロパティであるActiveWindowのイメージをつかんでください。
With ActiveWindow
.SmallScroll Down:=3
.Left = 0
.Top = 0
End With
End Sub
上記のSubプロシージャを実行すると、3行下方向にスクロールが行われ、
With ActiveWindow
.SmallScroll Down:=3
左端と上端が「0」の位置に設定されます。
.Left = 0
.Top = 0
その他の特徴的なWindowオブジェクトのプロパティ
Windowオブジェクトには、いくつかのメソッドと、たくさんのプロパティが用意されています。
たくさんのプロパティの中で、以下のようなものを設定してみると、Windowオブジェクトのイメージが広がるでしょう。
ウィンドウの高さを設定するHeightプロパティ、幅を設定するWidthプロパティ、表示倍率を変更するZoomプロパティ、最小化・最大化などウィンドウの状態を変更するWindowStateプロパティなどです。
こういった見た目にわかりやすいプロパティを理解してから、「WindowオブジェクトとActiveWindowプロパティはもっと知られて欲しい」でお伝えしているSelectedSheetsプロパティやRangeSelectionプロパティを探ってください。
最終更新日時:2020-09-16 04:52
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