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VBAで全ワークシートのウィンドウ枠を固定する-Window.FreezePanesプロパティ

対象:Excel97, Excel2000, Excel2002, Excel2003

複数のシートに一括操作を行う作業グループは便利な機能です。

同じ文字列を入力したり、書式設定をしたりする際には非常に役立ちます。
ですが、一括操作できてもよさそうなのに、設定できないものもあります。

ウィンドウ枠の固定です。

同じフォーマットのワークシートが並んでいる場合、全てのワークシートでウィンドウ枠を固定したいという気持ちになると思います。そんなときに作業グループを設定しておいて、メニュー[ウィンドウ]−[ウィンドウ枠の固定]コマンドを実行したものの、結局アクティブなシートしかウィンドウ枠が固定されなくて、ガッカリした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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全ワークシートでウィンドウ枠を固定するサンプルマクロ

こんなときはVBAマクロの出番です。

Sub 全ワークシートでウィンドウ枠を固定する()
 Dim ws As Worksheet
 For Each ws In Worksheets
  ws.Select
  Range("B2").Select
  ActiveWindow.FreezePanes = True
 Next
End Sub

サンプルマクロで行っている処理

アクティブなブックの、すべてのワークシートにFor Each~Nextループを回して
  For Each ws In Worksheets

ワークシートを選択し、
   ws.Select

B2セルを選択しておいてから、
   Range("B2").Select

ウィンドウ枠の固定を行っています。
   ActiveWindow.FreezePanes = True

逆に、すべてのワークシートでウィンドウ枠の解除を行う場合は、
   ActiveWindow.FreezePanes = False
です。

最終更新日時:2019-09-17 13:02

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