VBAでExcel.Windowオブジェクトを取得する

動作検証バージョン：Windows 11 Home + 64bit Excel バージョン 2505（ビルド18827.20128クイック実行）

「excel vba windowオブジェクト取得」
といった検索キーワードでアクセスがありました。

何を調べていらしたのか判断が難しいのですが、ExcelのWindowオブジェクトを取得するためにまず確認すべきは、グローバルメンバーのActiveWindowプロパティです。

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Excel.WindowオブジェクトをFor～Nextループで順番に取得するサンプルマクロ

ActiveWindowプロパティの次に知っておきたいのが、Windowsプロパティを使った式です。

「Windows(1)」といったコードでも、ExcelのWindowオブジェクトを取得できます。

以下のExcelマクロを実行すると、Excelのウィンドウが順番にアクティブになり、そのキャプションがメッセージボックスに表示されます。

Sub Windowオブジェクトを順番に取得する__For()
　Dim i As Long
　For i = 1 To Windows.Count
　　With Windows(i)
　　　.Activate
　　　MsgBox .Caption
　　End With
　Next
End Sub

もちろん、For～Nextループを使わず、「Windows(1)」「Windows(2)」といったコードで、Windowオブジェクトを取得できます。

似た処理をFor Each～Next文で書くこともできます。

Sub Windowオブジェクトを順番に取得する__For_Each()
　Dim wnd As Window
　For Each wnd In Windows
　　wnd.Activate
　　MsgBox wnd.Caption
　Next
End Sub

Windowsプロパティを使うと、ExcelのWindowsコレクションを取得できるので、その要素であるWindowオブジェクトをFor Each～Nextループで順番に取得しています。

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