「マクロでActiveWindou.SmallScrollとは」
「ActiveWindow.SmallScroll Down: 意味」
といった検索キーワードで、時折アクセスがあります。
ActiveWindow.SmallScrollでワークシートをスクロールできる
「ActiveWindow.SmallScroll」とは、アクティブなワークシートをスクロールするためのコードです。
解説を読むより、コードを実行してみましょう。アクティブなワークシートで何行目から表示されているかに注目して、以下のSubプロシージャを実行してください。
ActiveWindow.SmallScroll Down:=5
End Sub
「ActiveWindow.SmallScroll Down:=5」を実行すると、下方向に5行スクロールします。
ただし、アクティブセルは変化しません。
ただ、ワークシートがスクロールするだけです。
引数名を変更して実行してみよう
Window.SmallScrollメソッドの引数は、Down・Up・ToRight・ToLeftの4つが指定できます。
引数名を「Up」に変更して
ActiveWindow.SmallScroll Up:=5
とすれば上方向に5行スクロールします。
引数名を「ToRight」に変更して
ActiveWindow.SmallScroll ToRight:=5
とすれば右方向に5列スクロールします。
引数名を「ToLeft」に変更して
ActiveWindow.SmallScroll ToLeft:=5
とすれば左方向に5列スクロールします。
引数を以下のように複数指定すれば、
ActiveWindow.SmallScroll Down:=5, ToRight:=5
下方向に5行、右方向に5列スクロールします。
ActiveWindowでアクティブなExcelのWindowを取得
コード「ActiveWindow.SmallScroll」の「ActiveWindow」は、アクティブなExcelのウィンドウを表すWindowオブジェクトを取得するためのプロパティです。
ActiveWindowプロパティについては、記事「WindowオブジェクトとActiveWindowプロパティはもっと知られて欲しい」に書いていますので、お読みください。
最終更新日時:2021-08-25 16:45
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