「たったの5つ! これだけは覚えておきたいCoolなプレゼンのためのショートカット・キー(MS PowerPoint用)」というエントリーが、はてなブックマークでかなり注目されています。
この手の同じようなページが数ヶ月に一度は注目されて、面白いものだと思います。
ところで、このエントリーのはじめに[Shift]+[F5]キーで編集中のスライドからスライドショーが開始できることが紹介されていますが、ちょっと注意が必要です。
しっかり注意書きがあるように、[Shift]+[F5]は「PowerPoint2003以降のみ対応。」なのです。
Office 2003がリリースされて随分になりますが、フリーのインストラクターである私がインストラクションを担当させていただく環境は実に様々です。さすがにOffice 97という環境はあまりお目にかかれなくなりましたが、Office 2000やOffice XPはまだまだよく使われています。
WordやExcelに比べて、PowerPointは2000→2002→2003の違いが大きく、異なるバージョンのPowerPointを利用する可能性のある方には注意を喚起する必要があります。
ですから、PowerPoint 2003の環境でインストラクションを行う場合に「Shift+F5キーは2003からしか使えません」
と必ず申し上げているのですが、
「ウチのパソコンでShift+F5でスライドショーがはじまらなかったのですが...?」
というご質問はよくいただくのです。
※PowerPoint 2003のみ
[Shit]キー+[F5]キーを押す
しつこいですが、現在のスライドからスライドショーを開始するショートカットキー:[Shift]+[F5]が使えるのは、PowerPoint 2003からです。
以前「スライドショーの開始方法」というネタでご紹介したように、PowerPoint 97,2000,2002で現在のスライドからスライドショーを開始するには、ウィンドウ左下にある、[スライドショー(現在のスライドから)]ボタン・[スライドショー]ボタンをクリックする必要があります。
PowerPoint 2002ならば、[スライドのデザイン−アニメーションの一括設定][アニメーションの設定][画面切り替え]作業ウィンドウの[スライドショー]ボタンをクリックしても現在のスライドからスライドショーを開始できます。
それから、
オートシェイプに文字列を入力する前に[F2]キーを押すという操作もご紹介されていますが、PowerPointやExcelの場合、オートシェイプが選択された状態でいきなり文字入力すれば、オートシェイプ内に文字入力が行われますから、特に[F2]キーを使う必要はありません。
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