Wordで文字を入力したら赤色の文字で入力されるようになったのですが?
というご質問を受けました。
確認すると、変更履歴記録モードになっていました。
変更履歴とは、複数のユーザーで一つの文書を作成するときに便利な機能で、変更箇所を記録していく機能です。だれがどんな変更を行ったかが記録され、後で正式に反映したり、反映せずに削除したりといった操作を行うことができます。
変更履歴を記録するモードにするには、いくつかの方法があります。
※Word 2002,2003の場合
メニュー[ツール]−[変更履歴の記録]をクリック
▼操作手順:変更履歴記録モードにする
※Word 97,2000の場合
メニュー[ツール]−[変更履歴の作成]−[変更箇所の表示]をクリック
↓
[変更箇所の表示]ダイアログ
−[編集中に変更箇所を記録する]チェックボックスをOnに
↓
[変更箇所の表示]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
▼操作方法:変更履歴記録モードにする
ステータスバーの[変更]と表示されている箇所をダブルクリック
▼操作方法:変更履歴記録モードにする
[Ctrl]キー+[Shift]キー+[E]キーを押す
[チェックコメント]ツールバー−[変更の履歴]ボタンをクリック
ご質問をくださった方がなぜ変更履歴モードになったかというと、ショートカットキーの操作を間違えたことが原因のようでした。
先日ユーロ記号入力用ショートカトキー([Ctrl]+[Alt]+[E]キー)をご紹介しましたが、間違って[Ctrl]+[Shift]+[E]キーを押してしまっていたようでした。
ショートカットキーにとても慣れた方の場合、
「[Alt]キーと[Shift]キーを間違える奴なんておらんやろ〜」
と思われるかもしれませんが、これがよくあることなのです。
慣れていない方にショートカットキーをご紹介すると、想定外の動作がおきるというのはよくあることで、インストラクターとしては新たな発見もあり、なかなか面白かったりします。
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