対象:Excel
折れ線グラフを作成するときに、元データに空白(まだデータが入力されていない)部分があると、グラフの折れ線が途切れてしまいます。
折れ線グラフを途切れないようにするために、[オプション]ダイアログで設定する方法を先日ご紹介しました。
ただこの空白セルのプロット方法は、[プロットしない(空白を残す)]オプションが既定値ですから、空白セルを含むグラフ作成が頻繁にある場合、いちいち設定する必要があるので面倒に感じる方もいらっしゃるようです。
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[オプション]ダイアログで空白セルのプロット方法を設定するのが面倒という方は、元データの空白セルを空白にしないようにする方法で対処してみてはいかがでしょう。
▼操作方法:元データがない場合にグラフが補間プロットされるようにする
空白セルに「=NA()」と入力し[Enter]キーを押す
空白セルに「=NA()」と入力し[Enter]キーを押す
NA関数はエラー値「#N/A」(未定値)を返す関数で、未定値があると折れ線グラフは途切れずに補間されるようになります。
上記のように関数を使って「=NA()」と入力しても、直接「#N/A」と入力しても同じ結果になります。
また元データに「#N/A」と表示されるのを気持ち悪いと感じる場合、ISERROR関数を使って条件付き書式を設定すれば#N/A値は見えなくなります。
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