動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2106 ビルド14131.20278 Microsoft Store)
「word vba inchestopoint」
という検索キーワードでアクセスがありました。
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InchesToPointsでインチをポイントに変換できる
以下のSubプロシージャを実行すると、「72」がメッセージボックスに表示されます。
Sub sample_1()
MsgBox Application.InchesToPoints(1)
End Sub
MsgBox Application.InchesToPoints(1)
End Sub
Word VBAのApplicationオブジェクトに用意されているInchesToPointsメソッドは、
名前のとおりインチをポイントに変換するメソッドです。
1インチは72ポイントですから、引数に「1」インチを指定すれば「72」が返されます。
InchesToPointsはVBA関数ではない
「word vba inchestopoint」
と検索なさった方は、以下のような使われ方をしているコードを見かけたのではないかと想像しています。
Sub sample_2()
MsgBox InchesToPoints(1)
End Sub
MsgBox InchesToPoints(1)
End Sub
いきなり「InchesToPoints(1)」を書かれているのを見ると、このInchesToPointsがVBAの関数であるかのようにも見えます。
InchesToPointsメソッドはWord VBAのグローバルメンバーであるために、
いきなり「InchesToPoints(1)」といった書き方もできてしまいますけれど、あくまでもWord VBAのメソッドです。
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