2020年1月24日に発売される『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』
は、コピー&ペーストして使うタイプの本ではないと明言させていただきました。
これは私がそういうタイプの本を、一切否定しているということではありません。
拙著がそうではないというだけです。
むしろ、コピー&ペーストしてすぐ使えるタイプの本も必要だと考えています。
英語学習の書籍を見れば明らかです。
書店に行けば、様々なタイプの英語学習用の書籍が並んでいます。
単語集もあれば、文法書もあれば、読解トレーニングの本もあれば、英会話のサンプル集的な本もあります。更にそれぞれに、さまざまなレベルの本があります。
こういった英語学習書になぞらえるなら、拙著はPowerPoint VBAの入門者向けの文法書であり、辞書(≒オブジェクトブラウザー)の使い方を多くの実例とともに解説した書籍です。
一方のコピー&ペーストして使えるタイプの本は、文例集的なものが近いでしょう。
とりあえずは、コピー&ペーストして微修正を行い、目先の仕事をやっつけて、その後、辞書を引いたり文法を確認するのが、現実的な使い方の本です。
拙著を書き上げるまでに、そういったPowerPoint VBA本を、必要としている人は少なくないだろうと、何度も思いました。
すぐに使えそうなPowerPointマクロが50個程度あれば、本として成立するでしょうか。
そういったPowerPointマクロのサンプル集的な本が、いつ頃出てくるのか、実は私も楽しみにしています。
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