「ワード2010 セクション区切り 挿入方法」
という検索が行われていました。
Word 2010でセクション区切りの挿入を行う方法を探している方による検索です。
セクション区切りを挿入する
Word 2010のセクション区切りの挿入は、Word 2007と同様の手順で行います。［ページレイアウト］タブ
−［ページ設定］グループ
−［区切り］ボタン
−［セクション区切り］欄から選択する
Word 2010とWord 2007でセクション区切を挿入する操作は基本的には同じなのですが、Word 2010のほうが要注意です。
Word 2010ではボタンを見つけ辛いかも
下図は、Word2007と2010を重ねて表示して、横幅を同じように1055ピクセルくらいにしたところです。
2007では［区切り］ボタンに「区切り」という文字が表示されていますが、2010ではアイコンだけが表示されています。
Word 2010のウィンドウの横幅を、もう少しだけ広げると下図のように、
［区切り］ボタンに「区切り」という文字が表示されてきます。
つまり、パソコンのモニターの横幅が1024ピクセルの場合、Word 2010では［ページレイアウト］タブ−［ページ設定］グループ−［区切り］ボタンに「区切り」という文字が表示されることはないのです。
また、高解像度のモニターになればなるほど、アプリケーションのウィンドウを最大化せずに使う方は増えるはずで、その場合にWordのウィンドウの横幅を1055ピクセル程度以下にしていると、やはり「区切り」という文字は表示されないことになります。
ちなみに、
現在パソコンの画面解像度はどれくらいが一般的なのか気になり、このサイトへ2011年1月にアクセスしていただいた方を調べてみると、2割強の方が1024ピクセルです。これらの方がWord 2010をお使いの場合［区切り］ボタンはアイコンだけが表示されていることになります。
セクション区切りの挿入をどこから行うのかわからない方が、アイコンだけが表示された［区切り］ボタンを見て、セクション区切りの挿入を行うコマンドだと認識できる確率は、高くはないように感じます。
普段、身近な方にパソコンのサポートをしてあげることの多い立場の方は、Word 2010のセクション区切りの仕様と画面解像度の関係を、ちょっと記憶にとどめておいていただくといいんじゃないかと考えています。
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