Excel VBA(Visual Basic for Applications)に慣れている方による検索でしょうか、
「ppapp.activepresentation.close 上書き保存」
という検索キーワードで、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
PowerPointのPresentationオブジェクトをCloseするときに、上書き保存するにはどうすればいいのかを探している方による検索です。
PowerPoint VBAでプレゼンテーションファイルのClose時に上書き保存するには事前にSaveしましょう
まずは結論を。Presentation.Saveメソッドを実行した後に
Presentation.Closeメソッドを実行する
閉じるときに上書き保存をしようとするのではなく、上書き保存をしてから閉じましょう。
Presentation.Closeメソッドはそもそも引数を指定できない
Excelの、WorkbookオブジェクトのCloseメソッドは、引数を3つ指定できる作りになっていて、引数・SaveChangesで、
上書き保存するかどうかを指定できます。
「ppapp.activepresentation.close 上書き保存」
という検索をなさった方は、この方法に慣れてらっしゃるのだろうと推測しています。
しかしPowerPointの、PresentationオブジェクトのCloseメソッドは、オブジェクトブラウザーを確認すればわかるとおり、そもそも引数を指定できるようにはなっていません。
PowerPointの、Presentation.Closeメソッドは引数をとらないのですから、マクロで上書き保存をしたければ、Presentation.Saveメソッドを実行した後に、Presentation.Closeメソッドを実行しましょう。
Home » パワーポイントマクロ・PowerPoint VBAの使い方 » Presentation・プレゼンテーション » PowerPoint VBAでプレゼンテーションファイルのClose時に上書き保存するには?