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セル内データを右揃えにするGASスクリプト

対象:Googleスプレッドシート & Google Apps Script

「gas 右寄せ google app script」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。

GAS(Google Apps Script)で、右揃えをするにはどのようなコードを書けばいいのかを探している方による検索です。

「gas 右寄せ google app script」
という検索キーワードだけでは、どのアプリケーションでの話かわかりませんけれど、ここではGoogleスプレッドシートで、セル内データの配置を右揃えにするGASスクリプトをご紹介しておきます。

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指定したセルの水平方向の配置を右揃えにするサンプルスクリプト

以下のスクリプトを実行すると、F5:G7セル内のデータが、右揃えになります。

function sample_Range_HorizontalAlignment(){

 var sh = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
 var rng = sh.getRange("F5:G7");
 rng.setHorizontalAlignment("right");

}

RangeクラスのsetHorizontalAlignmentメソッドの引数に「right」という文字列を指定すれば、水平方向の配置が右になります。

アクティブセルの水平方向の配置を右揃えにする

以下のようなスクリプトにすれば、アクティブセル内の文字列が右揃えになります。

function sample_Range_HorizontalAlignment(){

 var sh = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
 var rng = sh.getActiveCell;
 rng.setHorizontalAlignment('right');

}

先のスクリプトとの違いは、変数・rngにRangeをセットする部分です。

先のスクリプトで、
 var rng = sh.getRange("F5:G7");
となっていた部分が、
 var rng = sh.getActiveCell;
になっています。

Excel VBAとの違い

ちなみに、Excel VBA(Visual Basic for Applications)の場合、RangeオブジェクトのHorizontalAlignmentプロパティに、定数・xlRightを指定すると、右揃えになります。

例えば、
  ActiveCell.HorizontalAlignment = xlRight
というオブジェクト式で、アクティブセルのデータが右揃えになります。

Excel VBAでプロパティで実装されている処理が、GASではメソッドとして実装されていることがよくあります。
今回の水平方向の配置も、そのような例のひとつです。

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