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WorksheetFunction.Sumで選択範囲を合計する

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2210 ビルド15726.20202 Microsoft Store)

「vba 選択範囲の合計 WorksheetFunction.Sum」
「Application.WorksheetFunction.Sum (rng) 選択部分」
といった検索で時折アクセスがあることに気が付きました。

Excel VBAのWorksheetFunction.Sumメソッドを使って、

ワークシート上で選択されているセルの合計を求めるには、どのようなコードを書けばいいのか調べていらしたのでしょう。

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選択範囲の合計を計算するサンプルマクロ

合計を求めたいセルを選択しておいてから、以下のExcelマクロを実行してください。

Sub 選択範囲の合計を計算する()
 MsgBox _
   WorksheetFunction.Sum(ActiveWindow.RangeSelection)
End Sub

合計値がメッセージボックスに表示されます。

WorksheetFunction.Sumメソッドの引数に、Window.RangeSelectionプロパティを指定すれば、選択されているセル範囲の合計を計算できます。

Selectionプロパティの場合

Window.RangeSelectionプロパティよりよく知られているSelectionプロパティを使う場合、以下のようなマクロでしょうか。

Sub 選択範囲の合計を計算する_Selectionプロパティ()
 If TypeName(Selection) <> "Range" Then Exit Sub
 MsgBox WorksheetFunction.Sum(Selection)
End Sub

戻り値がRangeオブジェクトに限定されていないSelectionプロパティの場合、

セル範囲が選択されていないときには
「WorksheetFuncitonクラスのSumプロパティを取得できません。」
実行時エラーが発生してしまいます。

そのため、選択されているのがセルではない場合に、

If TypeName(Selection) <> "Range" Then Exit Sub

とSubプロシージャをExitするIf文を入れてあります。

最終更新日時:2022-12-14 14:08

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