イミディエイトウィンドウに「?Application.StartupPath」と入力して[Enter]キーを押すことで、XLSTARTフォルダのパスを調べられることをご紹介しました。
[イミディエイト]ウィンドウに
「shell "explorer " & Application.StartupPath」
と入力して[Enter]キーを押す
ここで利用しているShell関数は、VBA(Visual Basic for Applications)から、他のプログラムを実行するための関数です。
例えば
「shell "explorer"」
を実行すると、Windowsエクスプローラーが起動します。
上記のように
「shell "explorer " & Application.StartupPath」
を実行すると、Application.StartupPathフォルダ(すなわちXLSTARTフォルダ)を、Windowsエクスプローラーで開くことができます。
注意点は、
「explorer」
の後、「"」(ダブルクォート)の前にスペースを入れておくことです。
スペースのない状態
「shell "explorer" & Application.StartupPath」
を実行した場合は、
「ファイルが見つかりません。」
と実行時エラーとなってしまいます。
このイミディエイトウィンドウから
「shell "explorer " & Application.StartupPath」
を実行する操作は、Excelだけでなく、Wordでも有効です。
同じ操作で、WordのSTARTUPフォルダを開くこともできます。
イミディエイトウィンドウを使える方なら
「shell "explorer " & Application.StartupPath」
をWordのVBE(Visual Basic Editor)のイミディエイトウィンドウで実行してみてください。
なお、Wordマクロで有名なMVP仲間でもある新田順也さんは、ご自身のブログでスタートアップフォルダを開くVBSを紹介してらっしゃいます。
やってることは結局のところ同じですが、マクロに慣れていない、イミディエイトウィンドウの使い方がわからないといった方の場合、新田さんの配布しているVBS(Visual Basic Script)ファイルをダブルクリックする操作が簡単でしょう。
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