「application.moveafterreturn falseとは」
「Application.MoveAfterReturn = False」
といった検索でアクセスがあることに気がつきました。
Application.MoveAfterReturnでEnterキーでセルを移動するか設定できる
アクセスキー[Alt]→[T]→[O]等で表示できる[Excelのオプション]ダイアログボックス-[詳細設定]に、下図のような
[Enterキーを押したら、セルを移動する]チェックボックスがあり、初期状態のExcelではOnになっています。
この状態で、
を実行すると、下図のようにOffの状態になります。
これが、
Application.MoveAfterReturn = False
を実行したときに起きる変化です。
「Application.MoveAfterReturn = False」は、ApplicationオブジェクトのMoveAfterReturnプロパティに、論理値のFalseを設定している文(ステートメント)です。
Application.MoveAfterReturnを読もう
「application.moveafterreturn falseとは」
「Application.MoveAfterReturn = False」
と検索なさった方には、「Application.MoveAfterReturn」をしっかり読んでおくことをおすすめします。
まず最初の「Application」は、グローバルメンバーのApplicationプロパティで、オブジェクトブラウザーの詳細ペインに「As Application」と表示されていることから、
戻り値はExcel.Applicationオブジェクトであることがわかります。
つづく「.MoveAfterReturn」は、Excel.Applicationオブジェクトに用意されているMoveAfterReturnプロパティです。
こちらはオブジェクトブラウザー詳細ペインに「As Boolean」と表示されていることから、戻り値はBooleanであることがわかります。
また詳細ペインに「読み取り専用」表示がないことから、取得だけでなく設定も可能なことがわかります。
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