対象:Excel2002, Excel2003, Excel2007, Excel2010
条件付き書式を設定しているようなときなどに、数式が入力されているかどうかを判断したい、調べたいということがあります。
Excelには、数値かどうかを判断するISNUMBER関数、奇数か偶数かを判断するISODD関数とISEVEN関数、空白かどうかを判断するISBLANK関数、エラーかどうかを判断するISERROR関数などが、ワークシート関数として用意されています。
しかし、数式かどうかを判断するワークシート関数(エクセル関数)は、残念ながら用意されていません。
[スポンサードリンク]
数式かどうかを判断するには、VBA(Visual Basic for Applications)を利用して、ユーザー定義関数を作成しましょう。
▼数式かどうかを判断するユーザー定義関数
Function IsFormula(セル As Range) As Boolean
IsFormula = セル.HasFormula
End Function
Function IsFormula(セル As Range) As Boolean
IsFormula = セル.HasFormula
End Function
数式かどうかを判断するワークシート関数は用意されていませんが、VBAには数式かどうかを判定するRange.HasFormulaプロパティがあります。
Range.HasFormulaプロパティは、数式のときにTRUE、数式でないときにFALSEを返してくれます。
まさに数式かどうかを調べられるのです。
数式かどうかを調べるRangeオブジェクトのHasFormulaプロパティをラップしただけの、上記のような簡単なコードで、数式かどうかを判断するユーザー定義関数はできます。
最終更新日時:2018-01-02 21:43
[スポンサードリンク]
Home » エクセルマクロ・Excel VBAの使い方 » ユーザー定義関数 » 数式かどうかを調べる-IsFormula