「word vba 印刷 ページ指定」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
ページを指定して印刷を行うWord VBA(Visual Basic for Applications)のコードを探している方による検索です。
ページ指定して印刷するサンプルマクロ
「word vba 印刷 ページ指定」
という検索キーワードだけでは詳細がわかりませんので、参考になりそうなサンプルマクロをご紹介しておきます。
ActiveDocument.PrintOut _
Range:=wdPrintRangeOfPages, _
Pages:="2-3"
上記のマクロを実行すると、アクティブな文書の2ページ目から3ページ目が印刷されます。
サンプルマクロの解説
ページ指定印刷をVBAから行うには、PrintOutメソッドの引数で指定を行います。
PrintOutメソッドは、下図のように、オブジェクトブラウザーで完全一致検索してみるとわかるとおり、
いくつかのオブジェクトに用意されています。
ここではDocumentオブジェクトのPrintOutメソッドを利用しています。
PrintOutメソッドは、とてもたくさんの引数を指定できますが、
ページ指定印刷に関係するのは、RangeとPagesです。
引数・Rangeには、列挙体・WdPrintOutRangeに定義された以下のような定数を指定できます。
これらの定数の中のwdPrintRangeOfPagesを指定すれば、ページ指定印刷となり、どのページを印刷するのかは、引数・Pagesなどで指定できます。
Pagesの指定はサンプルマクロのように「-」(ハイフン)を使って範囲指定もできますし、「,」(カンマ)で区切って複数ページを指定することもできます。
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