「word vba 開いているファイル数を取得」
「word vba 開いている文書の数を調べる」
といった検索でこのサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあることに気が付きました。
開いているWordファイル・Word文書の数を取得する、Word VBA(Visual Basic for Applications)のコードを探している方による検索です。
開いている文書数を取得するサンプルマクロ
開いている文書数を取得する簡単なマクロをご紹介しておきます。
Dim cnt As Long
cnt = Documents.Count
MsgBox cnt
End Sub
上記のマクロを実行すると、現在開いているWordファイルの数がメッセージボックスに表示されます。
サンプルマクロの解説
文書数を取得しているのは、
cnt = Documents.Count
の右辺「Documents.Count」です。
開いている全てのファイル名・文書名を取得するWordマクロのカウンター変数を使ったFor~Next文
For i = 1 To Documents.Count
のToの後ろ「Documents.Count」と同じです。
ApplicationオブジェクトのDocumentsプロパティで、開いている全文書を表すDocumentsコレクションオブジェクトを取得して、
DocumentsコレクションオブジェクトのCountプロパティで、Documentsコレクションオブジェクトに含まれるDocumentオブジェクトの数を取得しています。
「Documents.Count」はApplicationオブジェクトを取得するApplicationプロパティも記述して「Application.Documents.Count」とすることもできますが、DocumentsプロパティはWord VBAのグローバルメンバーですので、
Applicationを書かないのが一般的です。
最終更新日時:2022-08-05 03:25
- Newer:スライド番号を非表示にするマクロ
- Older:図形を一括削除するExcelマクロ
Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » Documentオブジェクト » Word VBAで開いている文書数・ファイル数を取得する