動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Excelバージョン 2309(ビルド16811.20004クイック実行)
ベータ版「Python in Excel」を触れていない方が書いたWeb記事の中で、本質をよく捉えてらっしゃると感じる「"Python in Excel"について初見時の感想」に、以下のようなExcelのスピル機能について言及箇所がありましたので、
また、紹介された例から、取得したDataFrameを任意のセルに展開するような、スピルのように他のセルに影響を及ぼすものは使えなさそうです。
簡単な記事を残しておきます。
そもそも「Python in Excel」の、「Excelの値」での出力は、スピル機能が使われています。
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上図のようにD3セルに「Pythonオブジェクト」があり、「Excelの値」時にデータが展開される予定のセル(上図ではD5セル)に、何らかのデータが存在している状態でショートカットキー[Ctrl]+[Alt]+[Shift]+[M]などで「Excelの値」に切り替えると、下図のようになります。
スピルできないときと同じ状態です。
SEQUENCE関数などスピル系の関数で、展開される予定のセルにデータが入力されているときと
同じ状態です。
もちろん、邪魔をしていたデータを削除すれば、
Excelの値として展開されます。
Excelにスピル機能が実装され始めたときに、「Python in Excel」の構想は既にあったのかもしれないと、私の妄想は広がっています。
最終更新日時:2023-08-29 09:50
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