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Python入門書の序盤はどれくらい違うのか

KDP(Kindle Direct Publishing)で『VBAユーザーのためのPython超入門』を書いた理由の一つは、市販のPython入門書の序盤で行う操作が書籍によってバラバラであることにあります。

大きな本屋さんに行けば、たくさんのPython入門書を見られます。それら入門書の序盤部分が実にさまざまであるために、Pythonを始めるスイッチを押すのを難しくしているかもしれないと感じるのです。

これがVBAユーザー向けのPython超入門書を書こうと考えた理由の一つです。
「chapter 0. はじめに」では、以下のように書いています。

Pythonに関する情報が、この数年で随分と増えました。書籍も次々と出版されています。普段はVBAをお使いのみなさんの中にも、Pythonが気になっている方が、いることでしょう。

(途中省略)

情報が増える一方で、困った現象も起きていると私は感じています。巷にあふれるPython入門書で、最初のほうに行う操作が、書籍によって随分と異なるのです。

どれくらい違うものなのか、2020年7月現在、私の手元にあるPython入門書や初学者向けといえる書籍を、どこからインストールするかと、どのような実行環境で学習を進めているかで分類してみました。

公式サイト+コマンドプロンプト+Atom

『独習Python入門』
湯本堅隆
技術評論社 2016年

『いちばんやさしいPythonの教本』
鈴木たかのり、杉谷弥月、株式会社ビープラウド
インプレス 2017年

公式サイト+PowerShell+Atom

『Learn Python 3 the Hard Way――書いて覚えるPython入門』
Zed A. Shaw、(訳)堂阪真司
丸善 2019年

公式サイト+PowerShell+VS Code

『3ステップでしっかり学ぶ Python入門』
山田祥寛、山田奈美
技術評論社 2018年

Anaconda+PowerShell+VS Code

『できる仕事がはかどる Python自動処理 全部入り。』
森本哲也、中野正輝、池徹、岡田幸大
インプレス 2019年

Anaconda+JupyterLab

『スッキリわかるPython入門』
国本大悟、須藤秋良、(監修)株式会社フレアリンク
インプレス、2019年

公式サイト+IDLE(+Anaconda)

『退屈なことはPythonにやらせよう』
アル・スウェイガート、(訳)相川愛三
オライリー・ジャパン 2017年

公式サイト+IDLE

『10才からはじめるプログラミング図鑑』
キャロル・ヴォーダマンほか、(訳)矢崎正浩
創元社 2015年

『Head First Python 第2版 頭とからだで覚えるPythonの基本』
ポール・バリー、(監訳)嶋田健志、(訳)木下哲也
オライリー・ジャパン 2018年

『スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング』
リブロワークス、(監修)株式会社ビープラウド
インプレス 2018年

VBAユーザーの場合、公式サイト+IDLEでしょう

いつ頃、どのような方を読者として想定して書いたかによって、実にさまざまな序盤になっています。

VBAの経験がある方の場合は、公式サイトからインストールして、VBEと似た部分のあるIDLEを使って、VBAと比較しながら学習するというのが、手っ取り早いと私は考え、この電子書籍(↓)を書きました。

最終更新日時:2023-09-06 11:38

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