2007以降のPowerPointで、スライドショーを全画面表示ではないスライドショー・ウィンドウ表示にする操作をご紹介しました。
同じことを複数のファイルに対して行う、PowerPointのマクロをご紹介しておきます。
開いているプレゼンファイルをすべてウィンドウ表示のスライドショーにするサンプルマクロ
以下のようなマクロで、開いているプレゼンテーションファイルのスライドショーを、すべてウィンドウ内で行うように設定変更できます。
Dim msg As String
msg = "開いている全プレゼンテーションファイルをウィンドウ内でスライドショーするように設定変更しますか?"
If MsgBox(msg, vbYesNo) = vbNo Then Exit Sub Dim prs As Presentation
For Each prs In Presentations
prs.SlideShowSettings.ShowType _
= ppShowTypeWindow
Next prs
End Sub
上記のマクロを実行すると
「開いている全プレゼンテーションファイルをウィンドウ内でスライドショーするように設定変更しますか?」
というメッセージが表示され、[はい]ボタンをクリックすると設定変更が行われます。
サンプルマクロの解説
開いているすべてのプレゼンテーションファイルに対してループを回して、
For Each prs In Presentations
SlideShowSettingsオブジェクトのShowTypeプロパティをppShowTypeWindowに設定しています。
prs.SlideShowSettings.ShowType _
= ppShowTypeWindow
SlideShowSettings.ShowTypeプロパティを、ppShowTypeSpeakerにすれば一般的なスライドショー・フルスクリーン表示に、ppShowTypeKioskにすれば自動プレゼンテーションになります。
最終更新日時:2020-03-07 05:39
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