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ChartAreaのサイズをPowerPoint VBAで

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit PowerPoint(バージョン2112 ビルド14729.20260 Microsoft Store)

「chartarea サイズ VBA パワーポイント」
という検索キーワードでアクセスがあることに気がつきました。

PowerPoint VBAを使ってChartAreaの大きさを取得するには、どのようなコードを書けばいいのかを探していらしたのでしょうか。

ChartAreaのサイズを取得するサンプルマクロ

1枚目のスライドの2つ目のShapeにグラフが存在するプレゼンテーションファイルがアクティブな状態で、以下のSubプロシージャを実行してください。

Sub ChartAreaのサイズを確認する()
 With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2)
  If Not .HasChart Then Exit Sub

  With .Chart.ChartArea
   Debug.Print .Height & " × " & .Width
  End With

 End With
End Sub

ChartAreaのサイズが、「高さ × 横幅」の形式でイミディエイトウィンドウに出力されます。

サンプルマクロで行っている処理

PowerPoint VBAでChartAreaを取得するには、以下のような階層を辿ります。

Presentation (ActivePresentationで取得)
 └ Slide    (.Slides(1)で取得)
   └ Shape (.Shapes(2)で取得)
     └ Chart
       └ ChartArea

以上のようなオブジェクトの階層を辿って取得した、ChartAreaオブジェクトに用意されているHeightプロパティで高さを、

Widthプロパティで横幅を取得、出力しているのが、

上記のコード

With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2)
 With .Chart.ChartArea
  Debug.Print .Height & " × " & .Width

です。

1枚目スライドの2つ目のShapeにグラフが存在しないときに実行時エラーが発生しないように、拙著『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』の「Lesson 41 Has〇〇プロパティもShapeの種類に関係します」でも紹介している、ShapeオブジェクトのHasChartプロパティを使った

グラフが存在するかどうか判定する処理を入れています。

With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2)
 If Not .HasChart Then Exit Sub

最終更新日時:2022-02-16 13:45

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