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PowerPoint VBAでグラフのデータテーブル表示を切り替える

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit PowerPoint(バージョン2105 ビルド14026.20246 Microsoft Store)

PowerPoint.Chart.HasDataTable

「powerpoint vba グラフのtable 表」
といった検索キーワードでアクセスがありました。

何を探していらしたのか判断に迷うところですが、ここではグラフのデータテーブル表示を切り替えるPowerPoint VBAのコードをご紹介します。

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データテーブルの表示を切り替えるサンプル

アクティブなプレゼンテーションの、先頭スライドの2つ目の図形にグラフが存在するときに、以下のSubプロシージャを実行すると、データテーブルが表示されていなければ表示され、表示されていれば非表示になります。

Sub データテーブルの表示を切り替える()
 With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2).Chart
  .HasDataTable = Not .HasDataTable
 End With
End Sub

Chart.HasDataTableでデータテーブル表示を切り替えられる

「ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2)」までは、拙著『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』でも解説している、PowerPointのもっとも基本であるオブジェクトの階層を辿るコードです。

PowerPoint VBAの場合、Shapeオブジェクトに用意されているChartプロパティを使うと、グラフを表すChartオブジェクトが取得できます。

PowerPoint.Shape.Chart

Shape.Chartプロパティで取得したChartオブジェクトのHasDataTableプロパティを使って、

PowerPoint.Chart.HasDataTable

データテーブルの表示・非表示を切り替えています。

Chart.HasDataTableプロパティの戻り値はBoolean型なので、VBAのNot演算子を使うことで、TrueならFalseに、FalseならTrueに変更できます。

単純にデータテーブルを表示させたいのなら、
  With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2).Chart
   .HasDataTable = True

非表示にしたいのなら、
  With ActivePresentation.Slides(1).Shapes(2).Chart
   .HasDataTable = False
です。

Chartオブジェクトに用意されているHasDataTableプロパティで、データテーブルの表示状態を切り替えられるのはExcel VBAと同じで、グラフを表すChartオブジェクトを取得するまでのオブジェクトモデルが違うだけです。

最終更新日時:2021-09-08 01:36

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